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冷たい校舎の時は止まる




冷たい校舎の時は止まる
作家 辻村深月

雪の降るある日、大学受験を控えた8人の生徒が無人の校舎に閉じこめられてしまう
不可思議な校舎の中で8人はある事に気づく、学園祭で自殺したクラスメイトの名前、顔が思い出せない
切迫した状況の中でこの8人のうち1人が死んでいてこの状況に関わっているのでは・・?
疑心暗鬼になり追いつめられていく8人
はたして自殺したクラスメートは誰か?過去と対峙しながら5時53分の恐怖がやってくる


基本的には日本人の作家の作品はあまり買った事がない
日本人の書く本で購入する物はエッセイや専門書のたぐいだ
せいぜい司馬遼太郎が少しならんでいる程度
だがたまに借りさ・せ・ら・れ・る時がある
映画なんかと同じように面白いと思った物を人におすすめするといったぐあい
しかし小説は予備知識なしでは分かりづらい、タイトルや
ちょっとした説明文ではジャンルが特定しがたいので読み進めていくうちに恋愛物か
サスペンスかホラーか分かっていく
上記も例にもれず校舎と出てくるので学生が出て現実的な話かと
思っていたら校舎に閉じこめれた後はホラー的描写が多い
推理小説であるため先を急ぐ手が止まらず読みやすく良くできている
8人の生徒もキャラ設定が良く描かれている
難を言えば8人とも進学校の高校3年生、個々にいろんな問題や
コンプレックスを抱えているにもかかわらず会話や思考が大人びている

もう少し学生は未熟であってほしいと思う

後味の良い作品になっているのでご用とお急ぎでない方
お試しあれ!
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